イヌムラサキ

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ムラサキ科 Boraginaceae
在来種ですが、北半球に広く分布し、都市近郊を中心に帰化したものが多く見られます。
丈は20-50cm、葉は1-3cmの狭披針形~狭長楕円形で無柄、伏毛があり、縁には開出した毛が見られ、やや裏側に巻く。中央脈だけ凹みます。茎は細く4稜が見られます。
花は径3-4mmで白、葉腋に1つずつ付き、鱗片がありません。萼は線形で開出した毛が多い。

 「日本の野生植物」ではイヌムラサキ属

 

2012.5.1 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 葉・実

イヌムラサキ-全体

貸し農園のような所にあったもの。他の植物に紛れて見られたので外来由来と推定。
(2012.4 千葉市) <外来由来と推定>

イヌムラサキ-全体2

花冠の中心部付近が僅かに黄ばむと聞いていましたが、
写真でもはっきりしませんでした。(2012.4 千葉市) <外来由来と推定>

イヌムラサキ-花

萼は基部まで5裂します。兎に角毛が多い。
(2012.4 千葉市)  <外来由来と推定>

イヌムラサキ-葉・実

葉は披針形~狭長楕円形で無柄、縁はやや裏側に反り返り長い毛が見られます。中央脈だけが凹む。果実は4心皮からなります。(2012.4 千葉市) <外来由来と推定>