ミズタビラコ

top
ムラサキ科 Boraginaceae
林内のやや薄暗い渓流沿いなどで地味に咲いています。
丈は10-40cm、葉は2-4cmの楕円形で両面に毛があってザラつき、先は鈍頭。柄がありますが、上部ではないこともあります。
花序はさそり花序で茎頂に付き、2-3分することも多い。花は2.5-3mmで淡青色。鱗片は白い花が終わっても下を向かない
変種コシジタビラコには分果に環状の付属体があり、そこで見分けます。似たツルカメバソウは、葉先が尖り、花が終わると下を向く。

 

2019.6.22 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 全体5
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • コメント

ミズタビラコ-全体

棚田の周囲の清水が染み出るような林縁でたくさん見られました。
(2019.6 新潟県 旧・松之山町)

ミズタビラコ-全体2

花序は2分岐して、それぞれさそり型花序になる。
(2019.6 新潟県 旧・松之山町)

ミズタビラコ全体3

(2019.6 新潟県 旧・松之山町)


ミズタビラコ-全体4

(2019.6 新潟県 旧・松之山町)


ミズタビラコ-全体

花期終盤・・・花序は長く伸びてビジュアル的にはいまいち・・・。
(2013.6 福島県桧原村)

ミズタビラコ-花

先端で2分します。花序が弓なりになっています。写真は咲き始め。
(2016.5 新潟県 旧・高柳町)

ミズタビラコ-花2

花径2.5-3mm。花色は淡い青。鱗片は白。
(2016.5 新潟県 旧・高柳町)

ミズタビラコ-実

果実は下を向かない。よく似たコシジタビラコとの違いは、
分果に環状の付属体が見られないことです。(2017.9 新潟県 旧・松之山町)

ミズタビラコ-葉
葉は楕円形、下部の葉は柄があり、上部の葉にはない。
両面に毛があり、ザラつくこと、果実が下を向かないことがタチカメバソウとの
簡単な見分け方です。(2013.6 福島県桧原村)

ミズタビラコ-葉2

(2017.9 新潟県 旧・松之山町)


ミズタビラコ-葉3

葉表。上向きに寝た毛が見られました。
(2016.5 新潟県 旧・高柳町)

ミズタビラコ-葉4

葉裏。やや白く、写真では見にくいですが、表同様、全面に上向きの毛がありました。
(2019.6 新潟県 旧・松之山町)

ミズタビラコ-茎

茎には上向きの毛が見られました。
(2016.5 新潟県 旧・高柳町)

(2015.1.20)
今回、過去の写真を見比べた結果、写真の福島県桧原村(裏磐梯地区)にはミズタビラコとその変種のコシジタビラコの両方があるようです。

私の見た自生地は檜原湖の東岸と西岸各1カ所で、東岸は2010年、西岸は2013年で時間も空いておりますが、西岸では本種が、東岸ではコシジタビラコが写されていました。

ただ撮影時は筆者には知識がなく、現地で気づくことは出来ませんでしたので、あくまでも写真判定です。

他の場所でも、両者が混生しているという話を聞いたことがありますので、今後、注意して確認してみたいと思っています。


(2016.5.17)
新潟県 旧・高柳町のものは、咲き始めのため、コシジタビラコであるかどうか果実で判定出来ていませんが、掲載部分の特徴は共通です。