タチカメバソウ Trigonotis guilielmii


タチカメバソウ

分類
ムラサキ科 キュウリグサ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 沢沿いの湿ったところ
地域
全国
特記
 -
特徴
林間を流れる小さな水流沿いなどでみかける事が多い花です。
丈は20-40cm。葉は全縁で3-7cmの卵形~広卵形、先が尖り、柄があります。基部に付く葉は長柄がありやや鈍頭。
花序は最初に2分し、それぞれサソリ花序になります。花は7-10mmで淡青~白、鱗片は淡黄色で内側が濃い。花が終わると下を向きます。
備考
エングラー : ムラサキ科
類似種
ツルカメバソウ : 花序は2分せず、代わりに走出枝が出る。
ミズタビラコ : 花が終わっても果実は下を向かない。
撮影地
2010.5 山梨県甲州市  他

タチカメバソウ

石灰岩帯で見られたややイレギュラーなもの。葉が大きい。 (2016.4 岩手県岩泉町)


タチカメバソウ

花序は2分し、それぞれサソリ形花序。 (2016.4 岩手県野田村)


タチカメバソウ

花は径7-10mm、花が終わると下を向きます。 (2016.4 岩手県野田村)


タチカメバソウ

下部の葉は広卵形で長い柄があります。上部の葉は短柄があり、卵形~披針形。 (2016.4 岩手県岩泉町)