フシグロ / ケフシグロ

top
ナデシコ科 Caryophyllaceae
丈は0.3-1m、葉は3-10cmの被針形~卵状被針形、先は尖り縁毛が見られます。
花は茎頂や葉腋に付き、花径は6-8mm、無柄、花弁の先端は2裂、萼筒は0.7-1cmで10脈があります。
茎や葉、花柄、萼などに短毛が見られるものは、ケフシグロ(f. pubescens)と呼びますが、連続的のように感じます。

 

2017.10.16 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 葉5

フシグロ-全体

花は直径で6-7mm程度。ひょろっとしていて花数も少なく、気づきにくい花です。
なお、掲載のものは全てケフシグロの型。(2012.9 山梨県 旧・明野町)

フシグロ-全体2

周囲はみんな果実しか残っていませんでしたが、この大きな株だけ、
まだ蕾も残っている状態でした。(2017.10 長野県箕輪町)

フシグロ-全体3

花は直径で6-7mm程度。茎も圧毛のような毛が見られます。
(2008.10 山梨県山中湖村)

フシグロ-花
花弁の先が2裂しているのがわかります。写真では萼に毛が見られますが、
茎や葉に毛が多いケフシグロと呼ばれるものでも、萼の毛が多いものから
ほとんど見られないものまでいろいろありました。(2008.10 山梨県山中湖村)

フシグロ-花2

萼の毛がとても少なかったもの。
(2017.10 長野県箕輪町)

フシグロ-実

若い果実。
(2014.8 青森県黒石市)

フシグロ-実

種子放出中、または済み。
(2012.11 山梨県茅ヶ岳)

フシグロ-葉

葉は長楕円形、下部は卵状被針形。写真はケフシグロと呼ばれるものと思われ、
葉の縁や葉面に開出する細毛が見られました。(2012.9 山梨県 旧・明野町)

フシグロ-葉2

葉の幅がやや広く、毛の少なかったもの。
(2017.10 長野県箕輪町)

フシグロ-葉3

下部の茎葉は倒被針形でした。
(2017.10 長野県箕輪町)

フシグロ-葉4

花期に見られた根生葉。ヘラ型に近い形で、基部はほぼ柄状でした。
ちぎれた葉は鹿の食害と想像。(2017.10 長野県箕輪町)

フシグロ-葉5

茎葉の葉裏。ここのものは縁毛以外、毛がほとんど見られませんでした。
(2017.10 長野県箕輪町)

フシグロ-茎

節は赤い。フシグロは無毛とされており、多くはケフシグロになると思われますが、
茎の毛の量は地域によってかなり違う。(2017.10 長野県箕輪町)