オミナエシ / ハマオミナエシ

top
スイカズラ科 Caprifoliaceae
オミナエシ科 Valerianaceae
秋の七草の1つ。漢方薬にもなるそうですが、観賞用として植栽されることも多い。
丈は0.4-1m。葉は対生し、頭大羽状に裂け、小葉は狭披針形。毛は少ない。
花は散房状に多数付き、花序の上面は平に揃います。花冠は黄色で径3-4mm、距はありません。雄しべは4で花柱は裂けない。花序の軸も黄色味を帯びます。果実に翼はない。
海岸にあり、丈が低くて葉に厚みと光沢のあるものはハマオミナエシと呼びます。

 

2020.9.16 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2
  • 群生
  • 芽出し
  • 芽出し2
  • ハマオミナエシ
  • 同・花
  • 同・葉
  • 同・茎

オミナエシ-全体

(2016.8 千葉県 旧・成東町)


オミナエシ-全体2

(2017.8 千葉県 旧・成東町)


オミナエシ-全体3

(2020.9 千葉県 旧・成東町)


オミナエシ-花

花は3-4mm程度で、花柄も黄色い。
(2006.9 千葉市)

オミナエシ-花2

花冠の筒部内側に毛が見られました。
(2013.9 千葉市)

オミナエシ-花3

雄しべ4、花柱1、距はない。
(2017.7 千葉県 旧・成東町)

オミナエシ-花4

花序の軸や花柄なども黄色く、短毛が密生していました。
(2017.7 千葉県 旧・成東町)

オミナエシ-葉

葉は羽状に裂け、頂小葉が大きい。
(2006.9 千葉市)

オミナエシ-葉

(2014.7 岩手県久慈市)


オミナエシ-茎

(2014.7 岩手県久慈市)


オミナエシ-群生

このような初秋の景色を見る機会は減りました。
(2008.9 千葉県 旧・成東町)

オミナエシ-芽出し

3年目以降の株は羽状に裂けてオミナエシの葉らしい。
(2014.4 千葉県 旧・成東町)

オミナエシ-芽出し2

実生の芽出し。羽状に裂けない。2年目のものも裂けない事が多い。
(2017.5 千葉県 旧・成東町)

ハマオミナエシ-全体

オミナエシの海岸形をハマオミナエシ(f. crassa) と呼びます。 丈は低く20-50cm程度、葉には厚みがあって光沢が見られます。花はやや密に付く。(2016.8 青森県八戸市)

ハマオミナエシ-花

花はやや密に付く
(2016.8 青森県八戸市)

ハマオミナエシ-葉

葉はしっかりとして厚みがあり、やや光沢がありました。
(2016.8 青森県八戸市)

ハマオミナエシ-茎

丈に見合わず、茎はがっしりしていました。
(2016.8 青森県八戸市)