トウゴクヘラオモダカ

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オモダカ科 Alismataceae
最下段の枝が2本しか出ないのが特徴のヘラオモダカ。
ヘラオモダカに比して葉は狭長楕円形で葉柄との境が明瞭。花は大きく、花弁は6-7mmで縁の鋸歯は大きく歯牙状、葯は紫褐色であるところが異なります。

 

2020.7.30 更新
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トウゴクヘラオモダカ-全体

なかなか自生では見られないと思っていましたが、家からさほど遠くない場所で
偶然に見つけました。花の大きさで気づいた。(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-全体2

最下段の枝が2本しか出ない特徴がはっきり見られた。
花もヘラオモダカの倍以上大きい。(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-全体3

わかりにくいですが、矢印はみな枝は2本。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-花

花はヘラオモダカより大きく、花弁の先が歯牙状に裂けるのが違い。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-花

花は径15mmほどあるようでした。右は1円玉で径20mm。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-花3

裂開前の葯は紫褐色。ヘラオモダカはふつう黄緑色。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-花4

(2020.7 千葉県)


トウゴクヘラオモダカ-実

(2020.8 千葉県)


トウゴクヘラオモダカ-葉

葉は狭長楕円形。葉身と柄がはっきり区別できる。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-葉2

(2020.7 千葉県)


トウゴクヘラオモダカ-葉3

葉の基部はくさび形とは限らず、やや円形になるものものも見られた。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-茎

最下段から出る枝は2本。でも苞は3枚あり、1枚は空で主茎に沿っていました。
(2020.7 千葉県)

トウゴクヘラオモダカ-比較

左:本種 右:ヘラオモダカ 共棲していたわけではなく、数百mほど離れて見られた
ヘラオモダカの花序を摘んで、戻って撮影した。(2020.7 千葉県)