オシマオトギリ

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オトギリソウ科 Hypericaceae
オトギリソウ科 Guttiferae
やや湿った岩場などで見られることが多いオトギリソウ。
丈は30-70cm、葉は披針形~狭披針形で面に黒点と時に明点があり、縁に黒点が見られます。基部は茎を抱きます。
花は集散状に付き、花弁は先が尖り、黒点と明線が見られます。萼は線形で先端が鋭く尖り、黒点と黒線がありますはが、縁に黒点はない。

 

2017.7.17 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

オシマオトギリ-全体

本州では、沢沿いの岩場などから横に伸びるように咲いていることが多いようです。写真は北向き斜面の林縁にあったもの。(2013.8 秋田県 旧・角館町)

オシマオトギリ-全体2

南向き斜面の日当たりの比較的良い所のもの。
(2017.7 青森県深浦町)

オシマオトギリ-花

花は径10-15mmくらいでした。
(2017.7 青森県深浦町)

オシマオトギリ-花2

花弁には黒点と明線があり、ここでは黒線も見られました。
(2017.7 青森県深浦町)

オシマオトギリ-花3

萼が細くて線形、黒点と黒線があり、先端は鋭く尖ります。
(2017.7 青森県深浦町)

オシマオトギリ-葉

葉は披針形~狭披針形。写真は垂直の岩場などから垂れ下がるように
見られたものの葉の付き方。(2014.8 秋田県 旧・角館町)

オシマオトギリ-葉2

葉面には黒点があり、時に明点が混じります。
縁には黒点が並ぶ。(2017.7 青森県深浦町)

オシマオトギリ-茎

葉の基部は茎を抱きます。
(2017.7 青森県西目屋村)