クマガイソウ

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ラン科 Orchidaceae
熊谷直実が母衣を背負った姿に見立てたという花。
丈は20-40cm、葉は10-20cmの扇状円形。
花は径10cmほどと大きく、唇弁が大きなな袋状、側萼片は合着し広卵状舟形。

 

2013.4.15 更新
  • 全体
  • 花2
  • 芽出し

クマガイソウ-全体

千葉市の隣の四街道市に大きな自生地があったのですが、周囲の木々が育って いつの間にか絶えてしまいました。この写真は植栽のもの。(2008.4 千葉市) <植栽>

クマガイソウ-花

萼や花茎に毛があります。写真は自生株ですが、この場所はその後盗掘されてしまった。
(2007.4 千葉市)

クマガイソウ-花2

ずい柱。
(2013.4 千葉市) <植栽>

クマガイソウ-蕾

3枚の萼片(外花被片)に包まれていた蕾が開き始め、袋状になる唇弁が
見え始めています。花柄についている葉状のものは苞。(2013.4 千葉市)

クマガイソウ-葉

葉はふつう茎の中間に2つ。
葉の途中からハサミでちょん切ったような印象を受ける葉です。(2008.4 千葉市)

クマガイソウ-芽出し

木の伐採で2-3年前に休眠から目覚めた株。本来ならば前年の葉があるはずですが、下草刈りで刈り払われてしまってない。このままここに生き残って欲しい。(2016.4 千葉市)