ハッポウタカネセンブリ

top
リンドウ科 Gentianaceae
北ア・八方尾根の固有種でタカネセンブリの蛇紋岩変異。
丈は10-40cm、よく分枝します。葉は狭卵状披針形~三角状狭披針形で1.5-2.5cm、3脈があります。
花は茎頂などに多数付き、花冠は径5-8mm、4裂し、萼片に比べて裂片が長い。花色は淡紫で色の濃い斑点があり、基部の少し上に蜜腺溝が1つあり、ふつう、周囲に毛が見られます。
よく似たタカネセンカブリは、萼裂片が花冠裂片とほぼ同長、蜜腺溝は鐘形で縁に毛はほとんどない。

 

2018.7.23 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 花3
  • 花4

ハッポウタカネセンブリ-全体

さわやかな花色で可愛らしい。
(2015.8 北ア・八方尾根)

ハッポウタカネセンブリ-全体2

(2009.8 北ア・八方尾根)


ハッポウタカネセンブリ-全体3

(2009.8 北ア・八方尾根)


ハッポウタカネセンブリ-全体4

丈は多くは20cm前後でした。
(2015.8 北ア・八方尾根)

ハッポウタカネセンブリ-花

(2018.7 北ア・八方尾根)


ハッポウタカネセンブリ-花2

萼が小さく、花弁よりはるかに短い。拡大すると斑点がかわいらしい。
(2008.8 北ア・八方尾根)

ハッポウタカネセンブリ-花3

花冠裂片中央付近には緑色の蜜腺溝があり、その周囲に毛があります。
(2015.8 北ア・八方尾根)

ハッポウタカネセンブリ-花4

萼裂片は線状披針形。
(2015.8 北ア・八方尾根)

ハッポウタカネセンブリ-葉

葉は対生し、狭卵状披針形~三角状狭披針形、3脈があります。
(2015.8 北ア・八方尾根)

ハッポウタカネセンブリ-茎

茎には稜があります。
(2015.8 北ア・八方尾根)