ホソバノツルリンドウ

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リンドウ科 Gentianaceae
ツル性植物。茎は非常に細くて弱々しく、赤味を帯びません
葉は広線形、狭長披針形、狭卵形など、変化が多く、長さは2-5cmとツルリンドウよりやや小さい。裏面は赤味を帯びない。
花は葉腋に1つずつ付き、茎が細いので多くは垂れ下がるようにして花を付けます。花冠長さ30-35mm、4裂し、裂片は楕円形で先は円頭~鈍頭、副片はありません。花柱は4裂。萼筒には4条の翼があり、裂片は広線形で筒部より遙かに短い。
良く似たツルリンドウは、茎が赤くて萼裂片が細くて長く、花冠裂片間に副片が見られます。花期は本種より早い。

 

2016.10.16 更新
  • 全体
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  • 葉2
  • 葉3

ホソバノツルリンドウ-全体
茎がとても細くて弱々しく、下手にいじったらすぐ切れそうな感じ。
花は盛りでしたが、近くに多く見られたツルリンドウは全て実になっていましたので、ツルリンドウより遅い時期に咲くようです。(2013.9長野県山ノ内町)

ホソバノツルリンドウ-全体2

花柄も細く、花は下向きになる。
(2016.9 群馬県)

ホソバノツルリンドウ-花

(2013.9長野県山ノ内町)


ホソバノツルリンドウ-花2
花冠の先端は4裂、副片(裂片と裂片をつなぐ小さな裂片)はありません。
花色は赤味を帯びたものもあるそうです。花はほとんどが下向きに咲いていました。
(2013.9長野県山ノ内町)

ホソバノツルリンドウ-花3

萼はツルリンドウのように裂片が細長くなりません。
筒部には稜があり翼状に張り出していました。(2013.9長野県山ノ内町)

ホソバノツルリンドウ-葉

葉は広線形、狭長披針形、狭卵形など、変化が多い様ですが、ツルリンドウに比べて
かなり小さい。茎も非常に細い。(2013.9 長野県山ノ内町)

ホソバノツルリンドウ-葉2

葉の幅のやや広いもの。それでもツルリンドウよりは幅が狭くて小さい。
いずれも目立つ葉脈は1本だけ。(2013.9長野県山ノ内町)

ホソバノツルリンドウ-葉3
葉裏は緑色で表から見ても明るい緑色をしています。写真は裏面。
ただし、ツルリンドウも同様の個体が多数あり、葉裏の色で識別するのは
難しいと感じます。(2013.9 長野県山ノ内町)

ホソバノツルリンドウ-茎

茎は細く、ツル性植物でよく見られる螺旋状に巻いています。
(2016.9 群馬県)