リンドウ Gentiana scabra var. buergeri

2023.11.13 更新

リンドウ

分類
リンドウ科 リンドウ属
植生環境
里 山地
開花時期
9-11月 草地 林縁
地域
本州以南
特記
 -
特徴
低地でも普通に見られるリンドウ。
丈は0.2-1m、葉は対生し、3-8cmの卵状披針形で3脈があり、先は尖り基部は丸く、縁は微細な突起があり、裏面は少し白っぽい。
花は茎頂及び上部の葉腋に付き、花冠長さ3-4.5cm、紫色で筒部内側は白っぽく、褐色の斑が見られ、裂片は平開~斜開します。副片は短く、先端は少し裂けます。萼裂片は線状披針形。基部に苞が付く。
貧栄養地にあって葉の細いものはホソバリンドウと呼ぶ。
備考
エングラー : リンドウ科
類似種
エゾリンドウ : 丈が1m近くなり、花も最大20個ほど付く。切り花で売られているリンドウの多くはこちら。
撮影地
2016.11 千葉市

リンドウ

里でも見られる秋のリンドウ。花は上部の葉腋に数個ずつ付く。  (2022.10 千葉市)


リンドウ

裂片は平開~斜開、裂片間に副片が見られます。 (2016.11 千葉市)


リンドウ

花冠は長さ3-4.5cm、萼裂片は線状披針形。咢筒の下にある波状のものは苞。 (2016.11 千葉市)


リンドウ

葉は卵状披針形、3脈があり、基部は茎を抱き、縁に微細な突起があって少しザラ付く。 (2022.10 千葉市)


(変化)

リンドウ

強く紫色を帯びたもの。この当たりでは普通に見られた。 (2017.10 長野県)