カッコソウ

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サクラソウ科 Primuraceae
うす暗い林内でひときは鮮やかに咲くサクラソウ。
葉は広円形で5-12cm、シワが多くも基部は心形で掌状に浅く裂け、歯牙が見られます。葉柄は長く、白く長い開出毛が密生します。
花は10-20cmの花茎に5-15個が1-3段輪生状に付き、径2-3cm、長さ1.5-2cm、喉部は緑褐色、裂片の先端は浅く凹みます。萼は5裂し裂片は線状披針形、毛が多く見られます。花茎にも開出毛が密生。
写真のよく知られた自生地は、一度荒らされてしまい、現在再生の努力が続けられています。

 

2018.10.4 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

カッコソウ-全体

花が大きく、見栄えのとても良いサクラソウ。
(2009.5 群馬県)

カッコソウ-全体

湿生地ではなく、ふつうの斜面に群生していました。
(2009.5 群馬県)

カッコソウ-全体3

(2009.5 群馬県)


カッコソウ-花

花は径3cmほどあり、大きい株は2-3段花を付けます。
(2009.5 群馬県)

カッコソウ-花2

萼にも毛があります。
(2009.5 群馬県)

カッコソウ-葉

葉は広円形で5-12cm。シワが多く、毛も多くあります。柄も毛が沢山。
(2009.4 群馬県)

カッコソウ-葉2

(2009.5 群馬県)