クモイコザクラ

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サクラソウ科 Primuraceae
コイワザクラの変種で葉の裂け方が少し深いもの。
他はコイワザクラと同じで、葉は1.5-4cmの円形~腎円形で基部は心形、5-9裂、両面に軟毛が多く見られます。葉柄は3-7cm、少し赤味を帯びた毛があります。
花茎は5-10cm、先に散形状に1-5輪付き、径18-25mm、長さ8-10mm、喉部は黄色でその縁は白、裂片の先は浅く2裂します。萼は半分ほど裂けます。

 

2015.2.4 更新
  • 全体
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  • 全体4
  • 花2
  • 葉2

クモイコザクラ-全体

花は1株に1-4輪程度。
(2008.5 山梨県)

クモイコザクラ-全体2

(2013.6 長野県)


クモイコザクラ-全体3

標高2,600m超にあったもの。岩場だけでなく、草地にもありました。
花が大きく立派でした。(2013.6 南ア)

クモイコザクラ-全体4

花茎や葉の柄には白い毛が多く見られます。
(2008.5 山梨県)

クモイコザクラ-花

(2013.5 長野県)


クモイコザクラ-花2

花柄に毛が見られました。
(2013.5 長野県)

クモイコザクラ-葉

葉は5-9浅裂し、さらに裂けるものもあります。コイワザクラに比べて葉の裂け方が
やや深め。葉柄に毛が密生し、葉の表面にも毛が多く見られました。(2013.5 長野県)

クモイコザクラ-葉2

芽吹いてまもない状態。
(2008.5 山梨県)