ヌマトラノオ

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サクラソウ科 Primuraceae
良く見るトラノオのうち、全体がスリムで花序が鋭角の三角錐状になり、まっすぐ上を向くのが特徴です。よく群生します。
丈は40-70cm、茎には微毛が散生しますが目立たない。葉は4-7cmの披針形~倒被針状楕円形で先は鋭く尖り、基部も鋭いくさび形、柄はありません。
花は茎頂の総状花序に付き、径5-6mm、裂片は倒卵形で先は丸い。花柄は3-5mmと短い。花序は直立します。
よく似たオカトラノオノジトラノオは花序が垂れます。

 

2021.7.11 更新
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ヌマトラノオ-全体

花穂は垂れずに上を向きます。
(2016.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-全体2

(2010.7 栃木県・渡良瀬遊水池)


ヌマトラノオ-全体3

よく群生します。数十匹のベニシジミが花に群がっていました。
(2013.6 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-全体4

常に端正にスッと立ち上がるわけではなく、ぬかった藪際などではよく分枝して
乱れた姿になることも多い。(2020.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-全体5

(2021.6 千葉県多古町)


ヌマトラノオ-花

(2016.7 千葉県 旧・成東町)


ヌマトラノオ-花2

花は他のオカトラノオなどと形はほぼ同じで少し小さい。花冠基部や花糸は粒状の突起のようなもので覆われているように見えました。(2015.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-花3

萼や柄に微細な毛が見られました。おそらく花序の軸にもある。
(2020.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-花4

(2018.8 千葉市)


ヌマトラノオ-実

(2017.7 千葉県 旧・成東町)


ヌマトラノオ-葉

葉は披針形~倒被針状楕円形で無毛。
(2016.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-葉2

葉裏。微細な毛と思われるものが多数あり、小さな腺点らしきものも見られました。
(2019.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-葉3

よくわからないのですが、葉表に褐色の斑が見られることが少なくない。
(2020.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-茎

茎には希にごく微細な毛が見られることがありますが、目立たたない。
(2015.7 千葉県・旧成東町)

ヌマトラノオ-茎2

微毛すら確認できなかったもの。
(2020.7 千葉県 旧・成東町)

ヌマトラノオ-芽だし

この頃の葉は狭長楕円形~狭倒披針形に見えました。毛はほとんど見られない。
(2014.4 千葉県 旧・成東町)


渡良瀬遊水地湿地資料館のブレゼンテーション資料より。
許可を得て撮影。 (2018.8)