トチナイソウ

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サクラソウ科 Primuraceae
1つの株から複数の短い茎を伸ばし、その先に輪生状の葉を多数付けます。葉は淡黄緑色で5-12mmの倒披針形~狭倒卵形、全縁で毛が見られます
花は3-4cmの花茎を伸ばして2-4輪ずつ付き、径5-7mm、長さ2-3mm。喉部は黄色。花茎には軟毛が密生します。
知られている本州の自生地は1カ所で、私の見た場所は両腕で輪を作る面積より狭く、奇跡的に生存している状態。

 

2015.7.3 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2

トチナイソウ-全体

1つの株から複数に分かれて葉を輪生状に付けます。
(2010.6 岩手県)

トチナイソウ-全体2

かなり大きな株。複数かもしれません。絶滅危惧種で、こんなすばらしい株に
時期もジャストミートで出会えるなんて、もう感激でした。(2010.6 岩手県)

トチナイソウ-花

萼や茎に長い毛が見られます。
(2010.6 岩手県)

トチナイソウ-葉

長い毛が多く見られました。
(2015.6 岩手県)

トチナイソウ-葉2

(2015.6 岩手県)