カラスビシャク Pinellia ternata

2024.4.28 更新

カラスビシャク

分類
サトイモ科 ハンゲ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-8月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
属名のハンゲは、この植物の別名。雌雄同株。
丈は20-40cm。葉は3小葉からなり、根生し、花茎とは別に出ます。小葉は長楕円形~狭卵形で3-12cm。葉柄の途中や小葉の基部にむかごが付きます。
花茎は葉が出るより早く立ち上がり、葉よりも高い位置で花を付けます。仏炎苞は多くは緑色で長さ5-6cm、テンナンショウ属のものより遙かに細い。付属体の先端が6-10cmほど仏炎苞の上に長く伸びます。
備考
エングラー : サトイモ科
近似種
オオハンゲ : 仏炎苞は6-10cm、葉は3深裂、むかごは付かない。
撮影地
2014.4 千葉市

カラスビシャク

丈は20-30cmほど、葉は1-2個根生、花茎には付かない。 (2015.4 千葉市)


カラスビシャクカラスビシャク

仏炎苞は長さ5-6cm、緑色、付属体は長く上に伸びます。花序は上方が雄花序、下方が雌花序隙間から見える。 (2014.5 千葉市 / 2024.4 千葉県多古町)


カラスビシャク

葉は3小葉。花序とは別の所から出ます。葉柄の下部にむかごが付きます。花期はまだ小さい。 (2015.4 千葉市)


カラスビシャク

3枚の小葉の中央にもむかごが付きます。花が咲く頃はまだ小さくて、 この程度。 (2015.4 千葉市)