ハマボウフウ

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セリ科 Umbelliferae
セリ科 Apiaceae
砂丘帯や砂浜の直接波のかからない所で見られる植物。
丈は10-40cm、全体に毛が多く茎には密生しています。葉は厚みがあって1-2回3出羽状複葉で、裂片は2-5cmで幅が広くて先が丸く、縁に鋸歯が見られます。基部は拡がって茎を抱きます。
花はとても密な散形花序に付き、花序の柄や小花柄にはびっしりと軟毛が見られます。
砂浜の開発やレジャー利用、加えて花以外は食用になり、特に若い芽はよく食されるため、減少しています。

 

2019.7.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 果期
  • 果期2
  • 花2
  • 実2
  • 実3
  • 実4
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 葉5
  • 葉6
  • 群生

ハマボウフウ-全体

このような大きな株もありました。
(2012.7 青森県鰺ヶ沢町)

ハマボウフウ-全体2

葉柄も茎もほとんど砂に埋まっていました。
(2011.5 千葉県館山市)

ハマボウフウ-全体3

(2019.7 青森県八戸市)


ハマボウフウ-果期

砂に埋まりかけているものも少なくない。
(2019.6 千葉県一宮町)

ハマボウフウ-果期2

果期。ほぼ完熟状態。
(2016.8 青森県鰺ヶ沢町)

ハマボウフウ-花

小花序には花が密なつき、花序の柄には毛が密に付いています。
(2016.6 青森県八戸市)

ハマボウフウ-花2

茎にも毛がびっしり生えています。
(2011.5 千葉県館山市)

ハマボウフウ-蕾

(2011.5 千葉県館山市)


ハマボウフウ-実

小花序が1つの果実のように丸くまとまります。
(2014.6 新潟県村上市)

ハマボウフウ-実2

果実は毛で覆われています。
(2017.7 青森県鰺ヶ沢町)

ハマボウフウ-実3

完熟状態の果実。触るとポロポロ落ちる。
(2014.9 青森県八戸市)

ハマボウフウ-実4

落果した果実。
(2016.7 千葉県富津市)

ハマボウフウ-葉

葉は1-2回3出複葉。小葉には厚く強い光沢があります。
(2011.5 千葉県館山市)

ハマボウフウ-葉2

葉の葉脈沿いに毛が見られますが、脱落して見られないこともあります。
(2016.6 千葉県 旧・一の宮町)

ハマボウフウ-葉3

葉の表面には、目視できない非常に微細な毛(50μm以下)が多く見られます。
(2015.11 千葉県一の宮町)

ハマボウフウ-葉4

葉裏。葉序の軸や葉脈に毛が見られますが、この毛も砂などとこすれて
見られないものもあるようです。(2016.6 千葉県 旧・一の宮町)

ハマボウフウ-葉5

葉裏。縁に透明な膜質のものが見られ、葉の縁が白く見えるのはこの為のようです。
面にも非常に微細な毛が見られます。(2015.11 千葉県一の宮町)

ハマボウフウ-葉6

葉の基部は少し膨らんで拡がって茎を抱きます。節に毛が密生していました。
(2015.6 青森県八戸市)

ハマボウフウ-群生

護岸や踏み荒らし、食用採取などで大幅に数を減らしていますが、
本来はこのようになる植物のようです。(2014.6 青森県深浦町)