イワセントウソウ

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セリ科 Apiaceae
セリ科 Umbelliferae
丈が10-30cm程度。根生葉は長柄があり、2-3回3出複葉で小葉は卵形、更に裂けます。茎葉はふつう1つで羽状複葉で最終裂片は線形になります。茎は1株1本で、希に分枝します。
複散形花序は茎頂に1つ付き、花柄は10本前後、花は小花序に2個ずつ。総苞片はなく、小総苞片も少数。
よく似たセントウソウは葉の裂片幅が多少広く、花柄が3-5本、小花序に含まれる花数は3-7個。

 

2016.2.11 更新
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  • 花2
  • 葉2

イワセントウソウ-全体

葉は2-3回3出複葉。
(2013.6 南ア・三伏峠)

イワセントウソウ-全体2

茎葉の小葉は線形。
(2013.6 南ア・三伏峠)

イワセントウソウ-全体2

花は終わっていています。
(2010.7 奥日光)

イワセントウソウ-花

花序は10本前後の花柄が出て、それぞれ2花を付けます。
(2006.6 上高地)

イワセントウソウ-花2

小花序に含まれる花はふつう、2つだけ。
(2014.6 八ヶ岳)

イワセントウソウ-葉

茎葉。葉の最終裂片は線形・・・ですが、周囲にあるものを見る限り、
この程度も本種になるようです。(2014.6 八ヶ岳)

イワセントウソウ-葉2

根生葉。
(2013.6 長野県川上村)