シラネセンキュウ Angelica polymorpha

2022.10.5 更新

シラネセンキュウ

分類
セリ科 シシウド属
植生環境
山地
開花時期
9-11月 林内の湿ったところ
地域
東北以南
特記
 -
特徴
丈は0.8-1.5m、茎は細い。葉は3-4回3出羽状複葉で節ごとに折れ曲がり、小葉は卵形、裏面は白っぽく、柄の基部は膨らみます。小葉の縁には重鋸歯があり、1回目の鋸歯はやや深い。
花はやや大きな複散形花序に付き、総苞片はふつうなく、小総苞片は糸状で多数。
備考
エングラー : セリ科
類似種
オオバセンキュウ : 小葉が細く、鋸歯が細かい。山地帯上部で見られる。
撮影地
2017.9 新潟県十日町市  他

シラネセンキュウ

丈は1m以上になり、低山の森ではヤマゼリが終わりかけの頃に咲き始めることが多い。 (2022.10 栃木県大田原市)

シラネセンキュウ

小総苞片は多数あり線形。総苞片はあるものとないものがある。 (2022.10 栃木県大田原市)

シラネセンキュウ

葉は3-4回2出羽状複葉。節ごとに折れ曲がる。小葉は薄く、卵形で重鋸歯があり、鋸歯1回目の切れ込みはやや深い。 (2017.9 新潟県十日町市)


シラネセンキュウ

葉の基部は淡色の鞘状で袋状に膨らむ。 (2017.9 新潟県十日町市)