コウシンヤマハッカ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
イヌヤマハッカの変種。
丈は30-80cm、葉の幅が4-7cmの卵形~狭卵形で先が長くするどく尖り、基部は長いくさび状で柄に続きます。
花は茎頂などに総状に付き、長さ1cmほど、下唇は舟形状、萼の裂片は三角状で先が尖ります。
以前はカメバヒキオコシの変種とされていましたが、最近はイヌヤマハッカの変種となっています。
なお、長野県西南部に産する葉の幅が更に広くて鋸歯の粗いものはコマヤマハッカと呼ばれます。

 

2016.9.13 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 葉3

コウシンヤマハッカ-全体

カメバヒキオコシの葉をノーマルにしたもの。
(2010.8 北岳)

コウシンヤマハッカ-全体2

木曽駒ヶ岳の山麓ですが、必ずしもコマヤマハッカと呼ぶ形状ではありませんでした。
(2016.9 長野県宮田村)

コウシンヤマハッカ-花

花はカメバヒキオコシタカクマヒキオコシとほぼ同じ。
(2007.8 上高地)

コウシンヤマハッカ-葉

葉の先は尖り、基部はくさび形で明瞭に柄の翼に繋がります。
(2007.8 上高地)

コウシンヤマハッカ-葉2

葉は卵形~狭卵形。
(2007.8 上高地)

コウシンヤマハッカ-葉3

葉裏。葉脈に毛が見られました。
(2015.8 山梨県北岳)

コウシンヤマハッカ-茎

節や葉柄に毛が少し見られました。
(2015.8 山梨県北岳)