タツナミソウ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
種が多いタツナミソウの中で里で見られる最もポピュラーな種。全体に粗い開出毛が多い。
丈は20-40cm。葉は広卵心形~三角状卵形で長さ1.-2.5cm、先は丸く基部は心形、両面に軟毛があり、先の丸い鋸歯、短い柄が見られます。茎には4稜があり、開出する毛があります。
花は茎の先に穂状に付き、長さ2cm、花冠は基部で直角に折れ曲がり、長さ2cm、下唇中央に紫の斑があります。萼に半球状に反った付属体が付く。

 

2023.4.28 更新
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  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉・茎
  • 芽出し
  • 芽だし2

タツナミソウ-全体

里山の草地などでも見られる最も一般的なタツナミソウ。綺麗に並んでくれてました。
(2015.5 千葉市)

タツナミソウ-全体2

(2017.5 千葉市)


タツナミソウ-全体3

(2013.5 千葉市)


タツナミソウ-全体4

(2014.5 千葉市)


タツナミソウ-花

花は片側に偏って密に多数付きます。
(2015.5 千葉市)

タツンミソウ-花2

花冠は長さ約2cm、花冠基部で直角に折れ曲がります。
(2015.5 千葉市)

タツナミソウ-花3

下唇中央は白く、濃い紫色の斑があります。
(2023.4 千葉市)

タツナミソウ-萼

上萼片の上に半球状に反った付属帯があります。写真は横と裏側から写した2枚を
合成したものなので、花の付き方等は無視してください。(2015.5 千葉市)

タツナミソウ-葉

葉は三角状卵形~広卵心形で先端は丸い。両面に毛が多く見られます。
(2013.5 千葉市)

タツナミソウ-葉2

葉表。無数の突起がありざらつきますが、毛はほとんど目立ちません。
(2014.5 千葉市)

タチナミソウ-葉3

葉裏。脈上に毛が見られます。
(2014.5 千葉市)

タツナミソウ-葉・茎

茎は赤味を帯び、断面は四角形。開出する毛が見られます。
(2013.5 千葉市)

タツナミソウ-実

果実は丸く扁平で、皿を寝かせたようにつきます。
(2007.5 千葉市)

タツナミソウ-芽出し

最初の頃の葉は卵円形。
(2017.3 千葉市)

タツナミソウ-芽だし2

(2018.3 千葉市)