テンニンソウ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
繁殖力が強く、地下茎を伸ばして大きな群落を作ります。
丈は0.4-1m、葉は10-25cmの長楕円形~広披針形で、先は長く尖り基部はくさび状で短柄があり、縁は鋸歯縁。
花は茎頂に茎頂に輪生状の穂状花序に密に付き、花冠は筒状で雄しべ4本と雌しべが長く突き出ます
葉裏の中肋に開出毛があるものはフジテンニンソウと呼ばれます。

 「日本の野生植物」では、テンニンソウ属をComanthosphace としている

 

2017.9.19 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

テンニンソウ-全体

丈は1mほどと大きく、地下茎でどんどん増えますので、大きな群落を作ります。
(2006.8 立山)

テンニンソウ-全体2

(2017.9 岩手県 旧・沢内村)


テンニンソウ-花

花は柄がなく、輪生状に付き、概ね下から咲きます。
(2014.10 新潟県加茂市)

テンニンソウ-花2

(2017.9 岩手県 旧・沢内村)


テンニンソウ-花3

雄しべが花冠から長くつきだし、花冠は目立ちません。
(2014.10 新潟県加茂市)

テンニンソウ-蕾

(2014.9 宮城県名取市)


テンニンソウ-葉

葉は長楕円形~広披針形で、先は長く尖ります。
(2007.9 榛名山)

テンニンソウ-葉2

葉裏には非常に小さく目立たない腺点のようなものが見られました。
(2014.9 宮城県名取市)

テンニンソウ-葉3

葉脈にまばらに非常に短い毛のようなものが見られましたが・・・。
(2016.9 新潟県 旧・巻町)

テンニンソウ-葉4

東北北部のものも、脈上に短い毛が見られました。
(2017.9 岩手県 旧・沢内村)

テンニンソウ-茎

(2016.9 新潟県 旧・巻町)