ヒメオドリコソウ Lamium purpureum
(品種) シロバナヒメオドリコソウ


ヒメオドリコソウ

分類
シソ科 オドリコソウ属
植生環境
開花時期
2-5月 草地 道ばた
地域
外来種 (欧州原産)
特記
 -
特徴
春も早くから咲き始め、道ばたなど日当たりの良いところに群生します。
丈は10-25cm、葉は上部と下部にはっきり別れ、中間に葉は付きません。下部の葉は長い柄があり、円心形で丸い鋸歯があり、表面にも毛が多い。上部の葉は三角状で柄が短く、接近して付き、多くは赤味を帯びます。茎には4稜。
花は上部の葉腋に付き、筒部1cmの唇花で下唇に斑が入ります。
白花はシロバナヒメオドリコソウ
備考
エングラー : シソ科
類似種
 
撮影地
2015.4 千葉市  他

ヒメオドリコソウ

春のおなじみの花の1つ。葉は下部と上部にはっきり分かれ、中間部分には葉は付きません。上部では分枝せず、葉は赤みを帯び、その葉腋に花が付きます。 (2015.4 千葉市)


ヒメオドリコソウ

上部では葉は短柄のある卵円形で重なり合うように密に付き、その葉腋に花が付きます。暖かくなって花が終わり頃になると上部の葉も緑色になることが多い。(2013.3 千葉市)


ヒメオドリコソウ

花冠全体に毛が見られました。筒部は約1cm、下唇の側裂片は小さく、一部がひげ状になっている。萼の先端は鋭く尖り、毛が見られます。 (2018.3 千葉市)


ヒメオドリコソウ

下部の茎葉は卵円形でまばら、長い柄があり、基部はやや心形。 (2013.3 千葉市)


(品種) シロバナヒメオドリコソウ f. albiflorum

シロバナヒメオドリコソウ

白花品。葉があまり赤くならず、明るい緑色でした。 (2015.3 千葉市)