ツクバキンモンソウ Ajuga yesoensis var. tsukubana


ツクバキンモンソウ

分類
シソ科 キランソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-5月 明るい林床
地域
本州の大平洋側 四国
特記
 -
特徴
ニシキゴロモの変種で、花の上唇がとても小さくて肉眼でかろうじて確認できる程度のもの。
他のスペックはニシキゴロモと同じで、葉は長楕円形~広卵形で鈍頭、有柄、波状の鋸歯、脈が赤味を帯びます。花は葉腋に数個ずつ付き、花冠筒部1.1-1.3cm、下唇は3裂で中央裂片先端は切形。
白花も多く、シロバナツクバキンモンソウと呼びますが対応する学名は見つかりません。
備考
エングラー : シソ科
類似種
ニシキゴロモ : 上唇は本種より長く、兎の耳状。
撮影地
2014.4 千葉市

ツクバキンモンソウ

暖かくなると茎が伸びて立ち上がってきます。 (2017.4 千葉市)


ツクバキンモンソウ

上唇は小さく、極端なものは写真のようにほとんどわかりません。花色はごく淡いピンクのものが多く、赤紫の筋が入ります。 (2014.4 千葉市)


ツクバキンモンソウ

筒部が長く11-13mm、萼だけでなく、花冠にも毛が見られた。 (2014.4 千葉市)


ツクバキンモンソウ

葉は柄があり、葉身は葉脈に沿って赤くなります。若い葉では、全面が赤くなるものもありますが、希に赤い斑が全く入らないものもあります。 (2013.4 千葉市)