ガラニチカセージ Salvia guaranitica


ガラニチカセージ

分類
シソ科 アキギリ属
植生環境
開花時期
8-9月 林縁
地域
外来種 (南米原産)
特記
 -
特徴
(観察による記述)
丈は70-80cmほど、茎はよく分枝し、断面は四角形で腺毛が密に見られます。葉は広卵形~三角状卵形で葉身は4-8cmほど、鋸歯縁、鋭頭、基部は切形~円形、葉裏には毛が見られ、腺毛が混じります。
花は枝先に片側に偏って総状に付き、長さ4cmほどの唇形花で、筒部が長く、青紫色、花柱は上唇から飛び出します。萼はほぼ無毛。
付記
メドウセージと呼ばれることも多いですが、誤用、若しくは商品名と思われます。
備考
エングラー : シソ科
類似種
メドウセージ(S. pratensis) : 花序が長く、花は片側に偏らず、萼に毛が見られる。
撮影地
2019.9 千葉市

ガラニチカセージ

以前より園芸用に植栽されていましたが、近年、逸出がかなり増えました。 群生することが多い。 (2019.10 千葉市)


ガラニチカセージ

花の形はアキギリより長く、特に筒部が長い。花冠には微毛が見られましたが、萼には毛が見られませんでした。 (2019.10 千葉市)


ガラニチカセージ

葉は下部では広卵形、上部は三角状卵形、基部は切形~円形。茎には腺毛が多く見られました。 (2019.9 千葉市)