エゾヒョウタンボク

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スイカズラ科 Caprifoliaceae
1-3mの落葉小高木。
葉は対生し、5-14cmの卵形~長楕円形、鋭頭、ふつう、両面に毛が見られます。
花は葉腋から3-5cmほどの柄を真横に伸ばし、唇形花を2個ずつ付けます。花冠は長さ1.1-1.4cm、しばしば赤味を帯び、上唇は4裂、雄しべは5、筒部にこぶ状の突起があります。萼はごく小さく、苞は線形。

 

2019.6.8 作成
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  • 葉3

エゾヒョウタンボク-全体

ここのものは、かつてはスルガヒョウタンボクと呼ばれていました。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-全体2

花柄がとても長いがほぼ垂れることなく、真横に伸びるというのが
わかりやすい特徴。(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-全体3

「スルガヒョウタンボク」とされた型のもの。
葉が細く、先が細まってやや長く伸びています。(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-全体4

葉が卵形で本種の典型の型に近いもの。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-花

花柄は真横に伸び、見た感じ、3-4cmあって、ほぼ葉の葉脈の上を伝うように
伸びていました。(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-花2

上唇は浅く4裂、雄しべ5と雌しべは花冠から飛び出します。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-花3

苞は線形、萼は子房を覆う程度で花冠は基部から露出しているようでした。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-花4

苞と重なってわかりにくい写真ですが、花冠筒部の下部にこぶ状突起が見られました。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-葉

葉は卵形~長楕円形、鋭頭。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-葉2

縁毛は明瞭でしたが、葉表にはまばらでした。写真の白い粒々は花粉と思われる。
(2019.6 山梨県)

エゾヒョウタンボク-葉3

葉裏・・・ここのものはスルガヒョウタンボクと呼ばれた形状の特徴で、
毛があまり見られませんでした。(2019.6 山梨県)