ハコネウツギ / シロバナハコネウツギ

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スイカズラ科 Caprifoliaceae
ニシキウツギとよく似ており、花は最初白く、次第に赤くなります。
丈は~5mほど、枝は茶褐色、葉は6-16cmの楕円形~広卵形で先は尖り基部は広いくさび形、縁に細かな鋸歯があり、葉裏は無毛
花は葉腋に2-3個ずつ付き、花冠3cm前後、漏斗型で途中から急に太くなります。花色は白から紅色に変化します。
はじめから紅色のものはベニバナハコネウツギ、白いまま変化しないものはシロバナハコネウツギと呼ばれます。
よく似たニシキウツギは葉裏脈上に毛があり、花冠は急に太くならない。

 

2019.5.17 更新
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  • 花2
  • 花3
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  • シロバナハコネウツギ
  • 同2

ハコネウツギ-全体

海岸から数km内陸にありました。
(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハコネウツギ-全体

葉は楕円形~広卵形、先は尖ります。
(2008.5 茨城県筑波山)

ハコネウツギ-全体3

北限に近い海岸で見られたもの。花色がやや紫がかった印象がありました。
(2016.6 岩手県 旧・種市町)

ハコネウツギ-花2

(2008.5 茨城県筑波山)


ハコネウツギ-花

最初白で次第に赤くなります。
(2008.5 茨城県筑波山)

ハコネウツギ-花2

花冠は途中から急に太くなっています。
(2018.5 千葉県鴨川市)

ハコネウツギ-花3

(2018.5 千葉県睦沢町)


ハコネウツギ-葉

葉は楕円形~広卵形で先がツンと尖ります。
(2018.5 千葉県睦沢町)

ハコネウツギ-葉2

葉裏。毛はほとんど見られません。
(2018.5 千葉県睦沢町)

ハコネウツギ-枝

(2019.5 千葉県大多喜町)


ハコネウツギ-樹皮

(2019.5 千葉県大多喜町)


シロバナハコネウツギ

(f. alba) 花色が白いまま変化しないものはシロバナハコネウツギと呼ばれます。
(2017.6 静岡県下田市)

ハコネウツギ

咲き始めなので、推定。
(2018.5 千葉県鴨川市)