ガマズミ Viburnum dilatatum

2023.10.17 更新

ガマズミ

分類
ガマズミ科 ガマズミ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 林縁
地域
北海道南西部~九州 種子島
特記
 -
特徴
5mほどになる落葉低木。若い枝には開出毛と星状毛があります。葉は6-14cmの倒卵形~卵形、または円形で、浅い鋸歯があり、先が短く尖ることが多い。
花序は6-10cmほど、装飾花はなく、両性花は5-8mmで先が5裂。花序の軸には開出毛や星状毛が密生します。
備考
エングラー : スイカズラ科
類似種
ミヤマガマズミ : 葉は裏面脈上を除き毛はないか少なく、枝にも毛は僅か。萼や花冠も無毛。葉先が鋭く尖る。
撮影地
2018.5 千葉県山武市  他

ガマズミ

郊外の林縁などでも普通に初夏に見られます。 (2023.5 千葉市)


ガマズミ

花は全て両性花で花冠径5-7mm、雄しべ5、萼や花序には開出した毛が見られる。 (2023.5 千葉市)


ガマズミ

果実は広卵形で長さ6-8mm。星状毛が見られた。 (2020.10 千葉県四街道市)


ガマズミ

葉は倒卵形~円形、先が鈍く尖ります。側脈は6-9対。 (2020.5 千葉市)


ガマズミ

葉裏。基部付近に大きな腺点がいくつか見られ、脈上を中心に星状毛が多く見られます。 (2020.5 千葉市)


(虫こぶ) ガマズミミケフシ

ガマズミ

ガマズミミケフシタマバエによる虫こぶ。 (2023.10 千葉市)