コミヤマスミレ Viola maximowicziana


コミヤマスミレ

分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 杉林 沢沿いの日陰
地域
福島以南
特記
 -
特徴
湿ったやや暗い所にある花期が最も遅いスミレの1つです。
丈は4-8cm、葉は卵形で葉色が暗めの緑色のものが多く、葉裏は赤味を帯びるものが多いが例外も多く見られます。基部は心形。葉、葉柄、花柄、萼に毛が見られます。
花は小さく、1-1.5cm程度、側弁は有毛、唇弁は小さく、紫色の線状斑が入ります。萼が反り返っているのがわかりやすい特徴点。日影を好み、沢沿いなどで見かけます。
備考
エングラー : スミレ科
類似種
 
撮影地
2010.5 東京都高尾山  他

コミヤマスミレ

やや湿った暗い所を好みます。花期は遅く4月下旬以降。 (2010.5 東京都高尾山)


コミヤマスミレ

花は小さく、径1-1.5cm。側弁は有毛。花弁が細い傾向があり、特に唇弁は細くてやや小さい。萼には毛があり、反り返っているのが大きな特徴。 (2015.5 東京都高尾山 / 2012.5 神奈川県箱根町)


コミヤマスミレ

葉は卵形でまばらに毛があります。始めは明るい緑色ですが、 次第に赤味を帯びるようです。 (2015.5 東京都高尾山)