スミレサイシン Viola vaginata
(品種) シロバナスミレサイシン


スミレサイシン

分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 半日陰の落葉樹林下
地域
本州以北の日本海側
特記
 -
特徴
葉と花が別々に出るすみれのうち、日本海側で見られるポピュラーなもの。
丈は5-15cm、葉は薄く、心形で先がツンと尖ります。花期は展開中のことが多く、基部が両側から丸まっていることもあり、瑞々しい印象。
花は2-2.5cmで淡青色、側弁に毛はなく、下唇に線状の斑が入ります。距は短い。
白花はシロバナスミレサイシンと呼びます。
備考
エングラー : スミレ科
近似種
ナガバノスミレサイシン : 葉は披針形、基部は心形。太平洋側で見られる。
撮影地
2011.5 栃木県那須塩原市  他

スミレサイシン

みずみずしい感じがするすみれです。花色はナガバノスミレサイシンより色がやや濃いものが多い印象。 (2015.4 新潟県上越市)


スミレサイシン

側弁の内側には毛がありません。 (2011.5 栃木県那須塩原市)


スミレサイシン

距は短く、ずんぐりしています。萼の付属帯(上端)は切れ込みます。 (2015.4 新潟県妙高市)


スミレサイシン

葉は薄く、光沢があり、先端が尖ります。花より少し遅れて葉が出ます。 (2017.5 新潟県長岡市)


(品種) シロバナスミレサイシン f. albiflora

スミレサイシン

白花品 (2015.5 新潟県十日町市)