ヒメタデ / アオヒメタデ

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タデ科 Polygonaceae
丈は20-45cm、下部は地を匍って立ち上がります。葉は3-8cmの広線形~長披針形で、基部はくさび形~円形で短柄があります。葉表の縁付近と脈に毛があり、裏面脈上にも毛がある。托葉鞘は長い筒型で表面に毛があり、先に筒部の1/2ほどの長い毛があります。
花は枝先に1.2-2cmの総状花序に付き、基準種のヒメタデは萼が淡ピンクで春咲き。アオヒメタデは白緑色で秋咲き。

 

2020.10.23 更新
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  • アオヒメタデ
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  • 同・葉
  • 同・托葉

ヒメタデ-全体

河川敷に掘られた排水用の溝の中で、群生していました。
(2020.6 千葉県松戸市)

ヒメタデ-全体2

アオヒメタデの色違いと思っていましたが、こちらは春咲きで、
花序も細く、花数も少ないようです。(2020.6 千葉県松戸市)

ヒメタデ-全体3

(2020.6 千葉県松戸市)


ヒメタデ-花

花はまばらに付く印象でした。
(2020.6 千葉県松戸市)

ヒメタデ-花2

秋に見られたものは、もう少し花付きが良かった。
(2020.10 千葉県松戸市)

ヒメタデ-花2

(2020.10 千葉県松戸市)


ヒメタデ-花4

花の基部に数本の長い毛が見られた。
(2020.10 千葉県松戸市)

ヒメタデ-葉

葉は細く、多くは広線形でした。
(2020.6 千葉県松戸市)

ヒメタデ-葉2

(2020.6 千葉県松戸市)


ヒメタデ-葉3

葉裏。
(2020.6 千葉県松戸市)

ヒメタデ-茎

托葉鞘は長い筒形で長く毛が飛び出ています。
(2020.6 千葉県松戸市)

ヒメタデ-茎2

鞘部に上向きの毛が見られた。
(2020.6 千葉県松戸市)

アオヒメタデ-全体

こちらは秋咲きのアオヒメタデ (f. viridiflora) 利根川沿いではこちらのほうが
よく気づきます。(2007.9 栃木県渡良瀬遊水池)

アオヒメタデ-全体2

ヒメタデ(狭義)より花穂が太く、花もしっかり付いている。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

アオヒメタデ-花

花は白緑色。花序には長い毛が見られます。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水池)

アオヒメタデ-葉

葉は細く、広線形、更に細い感じのものをよく見ました。
(2007.9 栃木県渡良瀬遊水池)

アオヒメタデ-托葉鞘

托葉鞘は長い筒型で縁毛があります。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水池)