タニソバ

top
タデ科 Polygonaceae
丈は10-50cm、茎はよく分枝し、無毛、赤味を帯びます。葉は1-9cmの卵形、基部は少し耳状になることもあり、くさび型で柄に流れ、柄には広い翼があって茎を抱きます。葉裏に腺点と毛が見られます。
花は茎頂及び葉腋に短い総状に付き、花弁はなく、萼は4裂、白緑色~白~淡ピンク。

 

2017.9.8 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 托葉
  • 紅葉

タニソバ-全体

山地の湿った所でよく目にしますが、富士山の礫地などでも見かけます。
(2006.9 神奈川県箱根町)

タニソバ-全体2

(2017.8 新潟県湯沢町)


タニソバ-全体3

地を匍うように拡がるもの。
(2017.9 長野県 旧・長谷村)

タニソバ-花
花茎は短く、一番上の葉に乗っかるように花序が付きます。
葉の下に見られるのは腺毛のようですが、花が終わる頃にはなくなって
単純毛になっていました。(2014.8 青森県深浦町)

タニソバ-花2

(2017.9 長野県 旧・長谷村)


タニソバ-葉

基部は茎を抱きます。
(2017.8 新潟県湯沢町)

タニソバ-托葉

托葉は筒形、基部に毛が見られます。
(2017.8 新潟県湯沢町)

タニソバ-紅葉

秋になると真っ赤に色づきます。
(2008.10 富士山)