コカナダモ

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トチカガミ科 Hydrocharitaceae
沈水性植物。ふつう、栄養繁殖で増えます。
茎は長さ1mほどになります。葉は2-4枚が輪生、6-15mmでオオカナダモより小さく、細かな鋸歯があってよじれて反り返ります。
花は径2-3mm、雌花は葉腋の鞘から水面に柄を伸ばして咲き、花弁は3個。雄花は柄から切り離され、水面に浮き上がって咲く。
日本に雌株は自生しないそうだ。

 

2023.8.18 更新
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コカナダモ-全体

(2014.8 栃木県芳賀町)


コカナダモ-全体2

白く見えるのは雄花。
(2020.7 千葉市)

コカナダモ-全体2

(2019.11 新潟県 旧・山古志村)


コカナダモ-全体4



コカナダモ

雄花。切り離されて水面に浮く。
(2020.7 千葉市)

コカナダモ-花2

矢印が雄花。
(2020.7 千葉市)

コカナダモ-花3

雄花。本体から離れて水面を漂いながら花粉をまき散らしています。
周囲に浮く小さな白いものが花粉と思われます。(2014.5 千葉市)

コカナダモ-実?

切り離される前の蕾
(2020.7 千葉市)

コカナダモ-葉

葉は3枚が輪生。鋸歯はないかごく微細。
(2014.8 栃木県真岡市)

コカナダモ-葉2

(2020.7 千葉市)


コカナダモ-葉3

鋸歯は微細、確認できないほど小さいこともあるようです。
(2020.7 千葉市)

コカナダモ-葉4

殖芽。
(2020.7 千葉市)

コカナダモ-比較

左上:本種 右下:オオカナダモ
(2020.7 千葉市)