シナノタイゲキ Euphorbia sinanensis


シナノタイゲキ

分類
トウダイグサ科 トウダイグサ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 草地
地域
長野 山梨
特記
 -
特徴
タカトウダイに似ていますが別種の扱い。
丈は20-60cm程度でタカトウダイより小さい。葉は質が薄く、長楕円形で葉裏に白い軟毛が密生します。
茎頂に葉が5枚程度輪生し、そこから柄を伸ばして花序を付けますが、上部の葉腋からも柄を伸ばして花序を付けます。腺体は広楕円形、子房には先の丸い突起が見られます。
備考
エングラー : トウダイグサ科
類似種
タカトウダイ : 里~山地で普通に見られ、ふつう葉裏に毛はないか、ある場合は茎にも見られる。花期は6-7月。
撮影地
2016.6 長野県高ボッチ山  他

シナノタイゲキ

タカトウダイのよく似ていますが、山地で見られ、丈は大きくならず、葉裏に軟毛が密生しています。花期も早く、初夏に見られます。 (2013.6 長野県霧ヶ峰)


シナノタイゲキ

子房にイボ状の突起が見られます。腺体は楕円形。 (2019.6 長野県霧ヶ峰)


シナノタイゲキ

葉裏に白い毛が密生します。茎にも密生。 (2019.6 長野県霧ヶ峰)