ヤマアイ Mercurialis leiocarpa

2023.4.13 更新

ヤマアイ

分類
トウダイグサ科 ヤマアイ属
植生環境
里 山地
開花時期
3-6月 湿った日陰
地域
全国
特記
 -
特徴
古代、染料に使用した植物。藍色ではなく、緑色に染まります。
雌雄異株ですが同株のことも多い。丈は30-40cm、葉は対生で長さ10cmほどの長楕円状披針形~卵状楕円形、縁に鋸歯が見られます。葉腋には小さな披針形の托葉が見られます。
花は上部の葉腋から15cmほどの花穂を出し、数個ずつまとまって花を付けます。雄花の花被は膜質で3枚の萼が大きく、雄しべは15-20本。雌花の花被は3枚で花被は線状披針形。
無雪地では2月ころから咲き始めるようです。
備考
エングラー : トウダイグサ科
類似種
 
撮影地
2008.4 新潟市  他

ヤマアイ

Topの写真は雄株、上の写真は雌雄同株のもの。雌花序は茎の上部の葉腋に1つずつ付き、短く、雄花序はその下の葉腋に1つずつ付き、雌花序よりも上まで伸びます。 (2015.3 千葉市) <植栽>


ヤマアイ

雄花 (2015.3 千葉市) <植栽>


ヤマアイ

雌花と果実。 (2015.3 千葉市<植栽> 2023.4 千葉市<自生>)


ヤマアイ

葉は中部以上では対生し、光沢があり、長楕円状披針形~卵状楕円形。 (2018.4 新潟市)