コミカンソウ

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コミカンソウ科 Phyllanthaceae
トウダイグサ科 Euphorbiaceae
丈は15-50cm、葉は茎から横に伸びる5-10cmの葉状小枝に10-39個互生し、6-25mmの少しゆがんだ長楕円形~倒卵形。
花は葉状小枝の葉腋に付き、小枝先端近くに雄花が数個ずつ、それより下に雌花が1つずつ付きます。雄花、雌花ともに花被片(萼片)は6枚。果実はやや潰れた球形で赤味があり、イボ状の突起が密生し、径2.5mm。

 

2020.10.15 更新
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コミカンソウ-全体

田んぼを見下ろす集落の空き地に群生していました。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-全体2

ここでは丈は多くは20-30cm程度。10cmほどのものでも果実を付けていました。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-全体3

(2020.10 千葉市)


コミカンソウ-全体4

(2020.10 千葉市)


コミカンソウ-全体5

一度、上を刈り取られたようで、多数分枝してグチャグチャになっていました。
(2012.10 静岡市)

コミカンソウ-全体6

裏面の様子。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花

葉状小枝は7-8cmに伸び、多くは下方に果実が、上方に雄花が見られた。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花2

A:雄花 B:雌花 C:果実
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花3

下方から・・・裂開した果実 未熟な果実、雄花。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花4

下3つが雌花 それより上が雄花。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花5

雌花。花被片(萼片)は6。花柱3。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花6

雄花。こちらも花被片(萼片)は6。雄しべは3、腺が6。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-花7

雄花は花序に複数付くこともある。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-実

果実は潰れた球形で径2.5mm、イボ状の突起があります。
枝には剛毛がある。(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-実2

基部には萼片が残っていました。
(2012.9 千葉市)

コミカンソウ-実3

裂開した果実。3裂していた。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-種

(2020.10 千葉市産)


コミカンソウ-葉

葉は単葉互生ですが、花がなければ羽状複葉のようにも見えます。
(2012.10 静岡市)

コミカンソウ-葉2

下部の葉序
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-葉3

葉裏。
(2020.10 千葉市)

コミカンソウ-茎

(2020.10 千葉市)