チチブドウダン (ベニドウダン)

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ツツジ科 Ericaceae
シロドウダンの品種。
丈は2-4mの落葉低木。葉は倒披針形~狭倒披針形。
花は葉の展開後に咲き、総状に5-12個垂れ下がります。花冠は6-8mmの鐘形で先は5裂し、さらに裂け、先はとがります。
花柱が花冠から飛び出るものをチチブドウダン、花冠と同長のものをベニドウダンと分けられていましたが、今日では両者を区別しないという見解が一般的。

 

2019.5.26 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 樹皮

チチブドウダン-全体

どなたかのホームページで、花が「ちびまる子」みたいとおっしゃっていましたが、
実に的確な表現だと感心しました。(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-全体2

(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)


チチブドウダン-全体3

ツツジ属にありがちな、枝が3分岐して伸びています。
(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-花
花は総状に付き、長い柄があって垂れ下がります。雌しべが花冠から長く突き出る
のがチチブドウダンとされていましたが、今はベニドウダンと連続的で
区別できないという見解がふつう。(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-花2

奥に見えているのが雄しべ。
(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-花3

萼は卵形で尖鋭頭でした。
(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-葉

葉は枝先に5枚程度が集まって付き、倒披針形~狭倒披針形、
先の丸い鋸歯が見られました。(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-葉2

葉裏。脈状に褐色の毛があると聞いていましたが、確認できなかった。
(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)

チチブドウダン-樹皮

(2019.5 埼玉県 旧・名栗村)