ハナヒリノキ

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ツツジ科 Ericaceae
丈は0.5-1.3m、若い枝はやや扁平、葉は互生し、3-10cmの楕円形~長楕円形、先は尖り基部は円形~浅い心形、縁に微細な鋸歯があり、毛も見られます。
花は新枝の先に10cmほどの総状花序に多数付き、花冠は白緑色で4mmの壺形、先は浅く5裂します。花序の軸には短毛が密生します。
よく似たウラジロハナヒリノキは、葉が卵状楕円形で葉裏は白い。

 

2017.10.10 更新
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ハナヒリノキ-全体

豪雪地帯で標高800m強の亜高山帯のような雰囲気の場所なので、ウラジロハナヒリノキ
と迷いましたが、あまり葉裏は白くなかった。(2013.7 山形県米沢市)

ハナヒリノキ-全体2

葉が大きく、細いもの。
(2016.6 長野県大桑町)

ハナヒリノキ-花

花は緑から赤みを帯びて壺型、花序の軸に毛が見られます。
(2013.7 山形県米沢市)

ハナヒリノキ-花2

(2013.7 山形県米沢市)


ハナヒリノキ-実

果実は上を向くようです。
(2013.8 長野県小谷村)

ハナヒリノキ-実2

ほぼ完熟状態。ちらほら花柱が落ちたものが見られた。
(2017.10 宮城県鳴子町)

ハナヒリノキ-葉

葉は互生、楕円形~卵状長楕円形で先が尖り基部は丸い。縁に毛のように見える細かな
鋸歯が多数あります。(2013.7 山形県米沢市)

ハナヒリノキ-葉2

葉裏
(2016.6 長野県大桑町)