クロウスゴ

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ツツジ科 Ericaceae
丈が0.5-1.2mの落葉低木。新枝は緑色でしばしば赤味を帯び、明瞭な4稜があります。
葉は広楕円形~広卵形で全縁、または下部に1-4対の微鋸歯があります。
花は葉腋に1つずつ付き、花冠は広鐘形で長さ5mm、先端は浅く5裂し平開します。萼筒の先端部は輪状で裂片はないように見える。
よく似たマルバウスゴは、葉に微細な鋸歯があり、先が毛になる。

 

2019.7.14 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 果期
  • 花2
  • 葉2

クロウスゴ-全体

この山では、葉の縁に微細な鋸歯のあるマルバウスゴの見られる場所もあり、
目の良くない私には、どちらかを確認するのは厄介でした。(2018.6 山形県月山)

クロウスゴ-全体2

(2018.6 山形県月山)


クロウスゴ-全体3

茎には明瞭な稜があり、断面は四角い。
(2018.6 山形県月山)

クロウスゴ-全体4

(2018.6 山形県月山)


クロウスゴ-果期

(2019.7 岩手県八幡平)


クロウスゴ-花

花は広鐘形で長さ約5mm。
(2018.6 山形県月山)

クロウスゴ-花2

さらに潰れた形のもの。以前はミヤマクロウズコと分けられた形のもの。
(2018.6 山形県月山)

クロウスゴ-実

若い果実
(2019.7 岩手県八幡平)

クロウスゴ-葉

葉は全縁、又は下部だけに1-4対の鋸歯があります。
(2018.6 山形県月山)

クロウスゴ-葉2

葉裏。
(2018.6 山形県月山)