コバノミツバツツジ Rhododendron reticulatum


コバノミツバツツジ

分類
ツツジ科 ツツジ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 林内 陽当たりの良いアカマツ林
地域
長野県南部 静岡県中西部
特記
 -
特徴
落葉低木で丈は1.5-4m。葉は枝先に3輪生し、やや小さめのものが多く2.5-7cmの広卵形~菱状卵形で中央やや下が一番幅広、先は尖り基部はくさび形、始め両面に褐色の毛があり、後に表は無毛、裏面は一部残ります。葉柄には褐色の毛が密生。
花は葉の展開と同時または先んじて咲き、枝先に1-2個付けます。花冠は3-4.5cmで5深裂、萼や柄に軟毛が見られる。雄しべは10、花柱無毛、子房には軟毛がある。
備考
エングラー : ツツジ 科
類似種
トウゴクミツバツツジ : 花柱に毛がある。
ミツバツツジ : 雄しべは5。
撮影地
2020.3 岐阜県中津川市  他

コバノミツバツツジ

花冠も葉も小ぶり。葉は3輪生し、長さ2.5-7cm、菱状卵形で中央やや下が一番幅広。 (2012.4 山梨県北杜市)

コバノミツバツツジ

花冠はこぶりで径3-4.5cm。雄しべは長短各5本で計10本。子房には毛が密生します。花柱はふつう無毛ですが、希に細毛が散生する。花柄や萼には毛が密生。 (2020.3 岐阜県中津川市)

コバノミツバツツジ

若い枝には開出する毛が密生。 (2020.3 岐阜県中津川市)