イボクサ

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ツユクサ科 Commelinaceae
田の周りや池、小川のほとりなどで、小さなピンク色の花を咲かせます。
茎の下部は地を匍い、斜上して葉腋から柄を伸ばして1つずつ花を付けます。花は1.3cmで1日花。内花被3はピンク色。雄しべ3、仮雄しべ3。花床に長い毛があります。
葉は狭披針形で基部は鞘状になって茎を包み、そのまま沿下します。

 

2019.10.10 更新
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  • 花3

イボクサ-全体

田んぼによく生える雑草です。
(2019.10 千葉市)

イボクサ-全体

(2010.10 千葉市)


イボクサ-花

葉腋から花枝を伸ばして咲かせます。
(2007.9 千葉市)

イボクサ-花2

花は1.3cmほど。内花被片の先がピンク色にならないものもあります。
(2010.10 千葉市)

イボクサ-花3

花床に長い毛が密生します。雄しべ6本のうち、
短い3本は仮雄しべで葯の部分は淡紫色。(2014.9 千葉市)

イボクサ-実

(2017.10 千葉市)


イボクサ-葉

葉は狭披針形。基部は茎を抱き込みます。
(2007.9 千葉市)

イボクサ-茎

葉の基部は鞘状になって茎を包みそのまま沿下します。
沿下した部分の縁に毛が見られます。(2014.9 千葉市)

イボクサ-種

ツユクサと似ていますが、少し小さい。方眼は1mm。