ツユクサ / ケツユクサ / シロバナツユクサ

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ツユクサ科 Commelinaceae
だれでも知っている、雨が似合うイメージの花です。
丈は20-50cm、葉は5-8cmの卵状被針形で上縁に長い毛があります。基部は鞘になって茎を抱きます。
花序は葉腋から伸びた柄の先に集散状に付き、その基部にはV字形に折れ曲がり、広げれば円心形の大きな総苞が付きます。花は3枚花弁のうち、下側の白い1枚が極端に小さい。萼は白く、膜質で3枚。雄しべ6本のうち3本は仮雄しべで1本は不完全。完全雄しべ2本は雌しべとともに前に伸びます。
変異が多く、数多くの品種があります。

 

2018.10.5 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 花6
  • 花7
  • 葉2
  • 芽出し
  • ケツユクサ
  • 同2
  • シロバナツユクサ
  • ウスイロツユクサ

ツユクサ-全体

公園や道ばたなどでもおなじみです。
(2010.10 渡良瀬遊水地)

ツユクサ-全体2

(2015.9 栃木県宇都宮市)


ツユクサ-花

総苞に挟まれた間から花柄が伸びてきます。下の花は咲き始めで、まだ基部は苞の中。
(2015.8 千葉市)

ツユクサ-花2

2枚の花弁は青く、1枚は白くて小さく、膜質の白い側萼片の間に見えます。=白色の濃い部分。下に突きだした緑色のものは苞の先端。(2013.7 千葉市)

ツユクサ-花3

萼(外花被)は3枚、白く膜質。
(2015.8 千葉市)

ツユクサ-花4
雄しべは6本ですが、うち黄色くて短い3本は仮雄しべ。
花柱と共に長く伸びた2本に花粉があり、中くらいの長さの少し黄色味を帯びたものには
少しだけ花粉がある。(2018.10 千葉市)

ツユクサ-花5

(2018.10 千葉市)


ツユクサ-花6

v字形に折れ曲がった総苞の間に花が複数付きます。
(2010.10 渡良瀬遊水地)

ツユクサ-花7

総苞は見た目は扁卵形ですが、広げると円心形。総苞の裏面(外側)には
突起状のものが無数に見られました。(2015.8 千葉市)

ツユクサ-実

(2017.11 千葉県 旧・成東町)


ツユクサ-葉

当然のように無毛だと思い込んでいましたが、非常に微細な毛が散生していました。
縁に非常に微細な鋸歯が見られました。(2014.8 千葉市)

ツユクサ-葉2

葉裏。鱗状の組織で覆われていました。写真上が先端。
(2014.8 千葉市)

ツユクサ-茎

葉は鞘状になって茎に付き、基部は節状に膨れます。
鞘部も含め、茎には微細な毛がありました。(2014.8 千葉市)

ツユクサ-芽出し

15mmほどの楕円形の葉が1枚、最初に出てきます。
(2014.4 千葉県 旧・成東町)

ケツユクサ

(f. ciliata) 苞や萼などにやや長い毛が多く見られるものです。普通にあります。
(2006.8 長野県・白馬村)

ケツユクサ2

ケツユクサのうす色タイプ。
(2007.8 長野県白馬村)

シロバナツユクサ

(f. albiflora) シロバナツユクサと呼ばれるタイプ。
(2014.9 千葉市)

ウスイロツユクサ

花色の薄いもの。特に学名はないようでした。
(2018.10 千葉県東金市)

ツユクサ-種

種子は長さ3mm前後でした。方眼は1cm。