カラスウリ

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ウリ科 Cucurbitaceae
野草のウリといえば、真っ先に思いつくウリ。
雌雄異株のツル性植物。葉は卵心形~腎心形で3-5浅裂~深裂で裏面に短毛が見られます。
雄株の花序は総状に付き2-10cm、雌株の花は葉腋に付き、夜間開花します。果実は楕円状球形で長さ5-7cm、赤く熟します。

 

2020.7.21 更新
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カラスウリ-全体2

花は夜咲き。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-全体2

花は1日花で、朝には萎んでしまいます。
(2017.7 千葉県館山市)

カラスウリ-全体3

秋のお馴染みの光景。
(2006.10 千葉市)

カラスウリ-花

雌花。花弁は糸状に裂けた部分が完全に展開すると、径6-7cmになる。
以下開花している花の撮影はLED光使用。(2017.8 千葉市)

カラスウリ-花2

雌花の花柱は3裂。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-花3

雌花の基部に子房があって膨れている。昼間に蕾で撮影。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-花4

枯れたばかりの花冠を除いた状態の花柱。柱頭は失われている。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-花3

雄花。花弁の糸状の部分はまだ完全に展開していない。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-花4

雄花の雄しべ。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-花7

雄花。花冠筒部の基部に膨らみはありません。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-蕾

雄花の蕾。萼筒部が長く3-4cmほど、先は5裂し裂片は3-4mm。
(2007.8 千葉市)

カラスウリ-蕾2

夕方5時頃の開き始めの状態。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-蕾3

開き始めの状態で人為的に開いてみると、花弁糸状の部分がうまく収納されていました。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-蕾4

雌花のつぼみ。基部に子房がある。
(2020.7 千葉県四街道市)

カラスウリ-実2

若い実。スイカのような白い帯が見られます。先端にまだ枯れ花の筒部が残っている。
(2017.8 千葉市)

カラスウリ-実2

おなじみの姿。実が熟す頃には、葉は枯れ落ちていることが多い。
(2017.10 千葉市)

カラスウリ-実3

完全に乾燥させた果実の断面。
(2019.11)

カラスウリ-葉

葉は卵心形で3-5浅裂します。
(2016.10 千葉市)

カラスウリ-葉2

葉裏。光沢がありましたが、脈上に短毛が密に見られました。
(2017.7 千葉県館山市)

カラスウリ-茎

葉柄とともに粗い毛が見られました。
(2017.7 千葉県館山市)

カラスウリ-種子

果実の状態で乾燥させて取り出した種子。多少果肉がこびりついている。
方眼は1cm。(2019.11)