ホクリクネコノメソウ

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ユキノシタ科 Saxfragaceae
日本海側に分布するネコノメソウ。
丈は約10cm、茎葉はないか1対が対生し、葉は円形~卵形~楕円形で3cmで、6-10対の鋸歯が見られ、基部は切形で急に狭まって柄に続きます。根生葉は花期にも残ります。茎は赤い。
花は花弁はなく、萼裂片は普通淡緑で直立し、雄しべは8本で裂開前の葯は黒褐色で葯が萼から飛び出さない。苞は葉と同形で黄色
良く似たボタンネコノメソウは雄しべが萼より長い。

 

2015.4.25 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2

ホクリクネコノメソウ-全体

苞は鮮やかな黄色。
(2012.4 新潟県 旧・巻町)

ホクリクネコノメソウ

(2014.4 新潟県加茂市)


ホクリクネコノメソウ-全体3

(2015.4 新潟県加茂市)


ホクリクネコノメソウ-花

普通は萼は直立、淡緑色です。
(2012.4 新潟県 旧・巻町)

ホクリクネコノメソウ-花2

苞葉は黄色。
(2015.4 新潟県加茂市)

ホクリクネコノメソウ-花3

萼片は赤味をおびるものも多く見られます。
(2008.4 新潟県長岡市)

ホクリクネコノメソウ-花4

葯は8本で萼片より長く、黒に近い褐色です。
(2015.4 新潟県加茂市)

ホクリクネコノメソウ-葉

無花茎の葉は卵形で対生。花の付く茎葉も対生。
(2008.4 新潟県・旧分水町)

ホクリクネコノメソウ-葉2

有花茎の茎葉は上部では互生の事が多く、時に下部で対生していました。
(2012.4 新潟県 旧・巻町)