スダヤクシュ

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ユキノシタ科 Saxfragaceae
5-6月頃に山へ行くと、山麓の森などで必ず目にする植物です。
丈は10-40cm、根生葉と茎葉は同形で、円心形~広卵形で掌状に5浅裂、基部は心形で粗い毛と短い毛が見られます。茎には密に腺毛が見られます。
花は茎頂に総状に付き、萼は基部で合着して5裂、花弁は針状で5個。

 

2018.1.23 更新
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スダヤクシュ-全体

春~初夏はどこの山に入っても、必ずこの花がどこかで迎えてくれます。
(2010.6 岩手県早池峰山)

スダヤクシュ-全体2

(2017.5 青森県八甲田山)


スダヤクシュ-花

花は総状に多数付き、下から咲きます。
(2015.5 青森県八甲田山)

スダヤクシュ-花2

花弁に見えるものは萼で、基部は合着しています。針状の細いものが花弁。
花柄には腺毛が多く見られます。(2015.5 青森県八甲田山)

スダヤクシュ-花3

花柄や萼にも腺毛があるようです。
(2008.5 長野県上高地)

スダヤクシュ-蕾

花序柄や軸には、腺毛に加えて長い開出毛が見られます。萼にも腺毛がある。
(2015.5 青森県八甲田山)

スダヤクシュ-実

(2008.6 八幡平)


スダヤクシュ-葉

根生する葉は掌状5浅裂で基部は心形。
(2008.6 八幡平)

スダヤクシュ-葉2

葉面には毛が多く見られます。
(2015.5 青森県八甲田山)

スダヤクシュ-葉3

葉裏葉脈の毛が目立ちますが、面にも短い毛があります。
(2015.5 青森県八甲田山)

スダヤクシュ-茎

茎にも葉柄にも短い腺毛に加えて長い開出毛が見られます。
(2015.5 青森県八甲田山)