イワネコノメソウ Chrysosplenium echinus


イワネコノメソウ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 林内の湿ったところ
地域
関東 東海
特記
 -
特徴
丈は3-12cm、葉は1-2対が対生し、2-8mmの扇形から円腎形、基部は切形~くさび形、3-5対の鋸歯があり、長柄があります。根生葉は花期には枯れます。
花には花弁はなく、萼裂片は緑色、時に暗い赤紫色で平開、裂開前の葯はオレンジでで8本。苞は緑色で卵形、1-2対の鋸歯があります。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
チシマネコノメソウ : 花期に根生葉が見られる。
撮影地
2016.4 栃木県日光市  他

イワネコノメソウ

丈も小さく、苞葉も小さくて地味な印象。あまり群れず、他のネコノメソウに混ざって見られることも多い。 (2009.4 山梨県甲州市)


イワネコノメソウ

萼は緑色で平開、雄しべは8で葯はオレンジ色。 (2016.4 栃木県日光市)