ミチノクネコノメソウ Chrysosplenium kamtschaticum var. aomorense


ミチノクネコノメソウ

分類
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
4-6月 草地
地域
東北
特記
 -
特徴
チシマネコノメソウの変種。
匍匐枝の途中に葉を付けるものです。チシマネコノメソウに比して葉や苞の鋸歯が明瞭で、葯は橙赤色~淡橙黄色と明るい色。
他はチシマネコノメソウ同様で、丈は3-20cm、茎葉はないか1対対生で小さく、根生葉は花期も残ります。萼裂片は平開、雄しべは8個。
異論
チシマネコノメソウと明瞭に区別するのは困難という見解がある。
備考
エングラー : ユキノシタ科
類似種
チシマネコノメソウ : 苞や葉の鋸歯はごく浅く、時に不明瞭。
撮影地
2013.4 岩手県奥州市  他

ミチノクネコノメソウ

匍匐枝の途中に葉が付くのがチシマネコノメソウとの違いですが、 花期には伸びていないことが多く、わかりにくい。 (2018.4 福島県会津美里町)


ミチノクネコノメソウ

葉や苞の鋸歯がチシマネコノメソウに比して明瞭。萼は平開、褐色を帯びているものもありました。葯は濃い橙色で8本。 (2018.4 福島県会津美里町)