ヒメウメバチソウ

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ニシキギ科 Celastraceae
ユキノシタ科 Saxfragaceae
丈は5-20cm、根生葉は束生し、柄があり、腎円形~広卵形で長さ7-15mm、茎葉は1個で円心形、茎を抱きます。
花は茎頂に1つ付き、8-10mm、花弁同士は重ならず、花弁の基部が急に細まって爪状となります。5つある仮雄しべは先端が3-5裂
同じような所にあるコウメバチソウは、花弁の基部は柄状にならず、仮雄しべは7-11裂。

 

2014.9.11 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3

ヒメウメバチソウ-全体

よく群生していました。遠くから見ると、ミツバノバイカオウレンの群落のようでした。
(2014.9 新潟県妙高山)

ヒメウメバチソウ-全体2

丈は5-10cmくらいでした。
(2014.9 新潟県妙高山)

ヒメウメバチソウ-花

5本の雄しべは1本ずつ展開します。花弁同士は重ならず、基部は柄状。
写真では仮雄しべと重なっていて見えていません。(2014.9 新潟県妙高山)

ヒメウメバチソウ-花2

仮雄しべは5本、垂直に立っていてそれぞれ3-5裂。
(2014.9 新潟県妙高山)

ヒメウメバチソウ-花3

萼は披針形でした。
(2014.9 新潟県妙高山)

ヒメウメバチソウ-葉

花期でも腎円形の根生葉は全て綺麗に残っています。茎には1枚、小さな茎葉が付き、
茎を抱きます。(2014.9 新潟県妙高山)