キバナノアマナ

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  ユリ科 Liliaceae
茎の先端に数輪の花を付けます。
丈は10-15cm、根生葉はふつう1つ、線形で15-30cm、良く似たヒメアマナより葉の幅が少し広い
花茎の最上部に苞葉付き、そこから花柄を伸ばして4-10個程度の花を付けます。苞葉は2~3枚のことが多いですが、数、大きさともに一定しない。(左のタブ参照) 花は花被片12-15mm程度、内側は鮮やかな黄色で外側は緑色を帯び、先は尖りません。

 

2015.3.19 更新
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  • 苞の数について

キバナノアマナ-全体

ヒメアマナよりは茎がやや太くてしっかりしていました。
(2012.4 新潟県・旧巻町)

キバナノアマナ-全体2

根生する葉は1枚でよく似たヒメアマナより幅が広い。花柄の長さはバラバラ。おそらく、
長い苞の中に蕾が一列に並んでいた名残だと思う。(2012.4 新潟県・旧巻町)

クバナノアマナ-全体3

根生する葉は花茎よりかなり長い。
(2012.4 長野県白馬村)

キバナノアマナ-全体4

南関東のもの。咲き始めの状態。
(2015.3 東京都)

キバナノアマナ-花

(2018.4 福島県 旧・会津高田町)


キバナノアマナ-花2

内花被がわずかに細いように見えます。花色は緑の下地に黄色のペンキを塗った
ような感じで若干ムラがある。(2015.3 東京都)

キバナノアマナ-花3

(2015.3 東京都)


キバナノアマナ-蕾

苞が開いたばかりと思われる状態。苞の縁に裂けた跡のような繊維質のものが
沢山見られました。この個体の苞は2枚。(2015.3 東京都)

キバナノアマナ-苞

苞葉は3枚ある。
(2013.4 岩手県花巻市)

キバナノアマナ-苞2

花柄が出る所に大小2枚の苞がありますが、その下に離れて茎葉のような立派な苞が・・。
他でも見ており、さほど希ではないと思う。花茎の左が根生葉。(2012.4 新潟県・旧巻町)

キバナノアマナ-苞3

3枚目の小さな苞が見られたもの。3つめのものは花柄に付いており、
小苞としか思えないが普通小苞はない。(2012.4 新潟県・旧巻町)

キバナノアマナ-参考3

苞は7枚まで確認できます。これはかなり極端な例だと思いますが、4枚程度は他でも見ました。
(2013.4 宮城県仙台市)

苞の数について、図鑑等で「2枚」と記されており、筆者も信じてきましたが、改めて全ての写真を見返した結果、2枚であることはそれほど多くはないと思われました。

過去の本種の撮影個体 (苞の数がかぞえられるもの)

秋田県旧・田沢湖町 2013 3=2個体
岩手県花巻市 2013 3=1個体 (蕾)
宮城県仙台市 2013 7=1個体 (苞-参考) ・・・東北地方は全部3以上
新潟県旧・巻町 2009
2012
2=1個体
2=3個体 (全体1) 3=2個体 (苞1、苞2) 4=1個体
長野県白馬村 2012 2=1個体 3=1個体 (全体3の左が2、右が3)
東京都  2013
2015
2=3個体
2=8個体 (全体4)


※ 東京都は絶滅危惧種のため、場所は伏せました

東京のみ全個体が苞2枚、それ以外では13個体中苞2は5個体で、苞3が6個体
とほぼ同数撮影されていました。
苞2枚は多いことは確かですが、傾向として言えるのは2-3枚、スペックとしては一定しないとみるのが適切であろうと思いました。

※2 撮影は苞の数の確認を目的としたものではありません。個体の姿の良いものを選んでいるため、大きい個体のみが選ばれている可能性があります。苞を現地で数えたことは一度もないので、何とも言えませんが、実際の苞2枚の出現率は、もう少し高いかもしれません。