タケシマラン

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  ユリ科 Liliaceae
ヒメタケシマランの亜種。地味な花より秋の実のほうが目立ちやすい。
丈は20-50cm、ふつう茎は2分、葉は卵状被針形で4-10cmで基部は丸く、茎は抱かない。
花は葉腋から1つずつ柄を垂らし、花被片は3mm、淡褐色~淡緑色で被針形、反曲します。果実は球形で赤い。
良く似たオオバタケシマランは、花枝に屈曲部があります。丈が20cm程度の小型のものはヒメタケシマランと呼ばれ、葉の縁に微細な柱状突起があります。

 

2017.12.22 更新
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タケシマラン-全体

亜高山帯の林縁に群れていました。
(2013.6 長野県北八ヶ岳)

タケシマラン-全体2

茎はふつう2-3分します。
(2015.5 青森県八甲田山)

タケシマラン-全体3

蛇紋岩帯のせいか、ここのものは小型で分枝しないものが多く見られました。
葉の特徴から、ヒメタケシマランではないと判断。(2017.6 群馬県谷川岳)

タケシマラン-全体4

上から見ると、花はほとんど見えませんが、立派に咲いています。
(2015.5 青森県八甲田山)

タケシマラン-全体5

(2014.6 秋田県森吉山)


タケシマラン-花

花被片は反り返ります。
(2017.6 群馬県谷川岳)

タケシマラン-花2

花柱は短い。
(2017.6 群馬県谷川岳)

タケシマラン-蕾

(2017.6 群馬県 旧・水上町)


タケシマラン-蕾2

(2013.6 長野県北八ヶ岳)


タケシマラン-実

(2017.8 群馬県尾瀬)


タケシマラン-葉

葉は卵状被針形。基部は茎を抱かない・・・と言われますが・・・
(2015.5 青森県八甲田山)

タケシマラン-葉2

ここのものは、茎を深く抱いており、下部の葉で顕著でした。
(2017.6 群馬県谷川岳)

タケシマラン-葉2

葉裏にはアマドコロのような小脈上の突起はなく、平滑。
縁にはヒメタケシマランのような柱状突起はない。(2017.6 群馬県谷川岳)

タケシマラン-茎

茎には細い稜があり、節に毛が見られました。
(2014.6 秋田県森吉山)

タケシマラン-茎2

葉の下側から見た様子。花柄は葉腋から出て、葉の縁から葉の裏側に回り込んでいる。
茎の透明に見える部分は稜。(2014.6 秋田県森吉山)